92歳の認知症患者を手荒に扱う看護師  裁判所は「虐待」と認めず

「母は明らかに苦しみ、手を上に上げて自分の身を守ろうとしていました。」エド・ロビンスは、苦しい胸の内を告げました。オーストラリアのパースにあるモリソンロッジ介護施設でのことです。

エドは、92歳の実母ジーンの体に打撲傷や裂傷を見つけ、介護スタッフの虐待を疑い、母の部屋に隠しカメラを設置しました。予感は的中しました。認知症を患い、数週間前に足を骨折したか弱い母親が、二人の看護師に押さえつけられてぞんざいに扱われる姿はカメラが捉えました。隠しカメラによる撮影は3週間続き、後にABCテレビのドキュメンタリー番組で取り上げられました。

エドの供述によると、看護師たちがジーンをベッドに押さえつけて、骨折した足をベッドの鉄柵に乗せて、テディベアのぬいぐるみをジーンの顔に投げつけたりしていました。ジーンは、時に「髪を引っ張らないで!」と叫び、看護師を自分の手で払いのけようとしていましたが、看護師は笑っていました。また、ジーンが20分もの間、一人床に直接寝かされていたこともありました。

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