スマホを使う生徒にうんざり、教師がとった行動は!?

暇つぶしに最も有効なものはスマートフォン(スマホ)であるが、ネバダ州の教師は独創的かつ効果的に、授業中に生徒がスマホを触ることを阻止している。

スマホの使用が、先進国において実質的に必要なツールとなった今、学校は日々悩まされている。授業中のスマホの使用はほとんどの学校で禁止されているが、ルールを破る生徒があとを絶たないのだ。

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その度に教師は生徒にスマホの使用を注意することとなり、学習やその他の活動の妨げになっている。

スペイン人教師であるデビー・サイモンは、スマホが生徒の集中力や学習意欲に与える影響を非常に懸念していた。教室内でのスマホ使用の注意に疲れ果て、文字通り生徒の手からスマホを取り上げた。

授業開始前に、全生徒は自らのスマホを磁気で満たされたポーチの中に入れなければならない。教室前方に設置された特別な磁場により授業終了後にのみ開封できる仕組みだ。

この革新的な取り組みが教室に導入された際、即座に多くの生徒から反発を受けた。また生徒の両親も、学校にいる間はどうやって子供と連絡を取ったらいいのかと懸念を示した。

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両親からの懸念は、学校に電話することで生徒に連絡可能とすることで和らいだ。また非常時には生徒はいつでもスマホにアクセス可能とした。生徒は納得しなかったが、取り組みの効果はすぐに誰の目にも明らかになった。

取り組みが開始された数日後には、多くの生徒がより授業に集中できるようになったと報告した。教師はクラスがこれほどまとまっている姿を見たことはなく、この新しい取り組みは学校を超えて教育の活性化に繋がると確信した。

 

取り組みから1年、大部分の生徒はストレスや気が散ることが少なくなったと報告した。更に重要なことに、成績および一般的知識の向上が認められている。

学校は、来年には全クラスに導入したいと考えている。多くの学校で似たような取り組みが日常的に実施され、生徒および教師のどちらにも多くの利益がもたらされている。

スマホの禁止はコンサート会場などにも適応すべきだ。アーティストは演奏中集中したいし、観客には自らの演奏に没頭してほしいと願っている。

スマホの使用制限という社会的な取り組みは非常に有益である。スマホによるストレスを取り除き、1日に数時間でもスマホを触らないでいると、生活をより良い方向に変えることができる。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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