英外相、イランに国際法の順守とタンカー解放を強く要求

[ロンドン 29日 ロイター] – ラーブ英外相は29日のスカイニューズで「イランが八方ふさがりの状況を抜け出し、国際社会の責任ある一員として受け入れられたいなら、ルールに基づいた国際社会のシステムに従う必要がある。決して外国船を不法に拘留してはならない」と述べ、イランが拿捕(だほ)した英タンカーを解放するよう強く求めた。

イラン革命防衛隊は19日、ホルムズ海峡付近で英国籍の石油タンカー「ステナ・インペロ」を拿捕した。その2週間前には、英軍部隊がジブラルタル近くで対シリア制裁違反の疑いがあったイラン船「グレース1」を拿捕しており、イラン側は否定しているものの、ステナ・インペロの拿捕は英国への報復とみられている。

ラーブ氏は同日のBBCラジオのインタビューでは、2つの拿捕を同列に論じるべきではないと指摘。「グレース1は制裁に違反してシリアに向かっていたから取り押さえた。われわれの拿捕の方法は完全に合法的だった。(しかし)ステナ・インペロは不法に拘束された。これは国際法と現在支持されている国際的なルールの話で、われわれが(イラン側の不当性を)主張しているのはその部分だ」と付け加えた。

▶ 続きを読む
関連記事
ブルームバーグは15日、匿名を条件に取材に応じた海事安全コンサルタント2人の証言として、イランが14日(木)に中国船主所有の船舶1隻を拿捕したと報じた。同船はこの海域で「洋上武器保管」業務を請け負う数少ない船舶の一つだという
ルビオ米国務長官は5月14日、台湾政策に変更はないと表明し、中共に対し、武力によっていわゆる「統一」を推し進めれば、それは「恐ろしい過ち」になると警告。ホルムズ海峡情勢について、危機の解決は北京自身の利益にもかなうとの見方を示した
ソロモン諸島議会は先週、不信任投票を実施し、マネレ前首相を罷免した。議会は15日朝、無記名投票で新首相を選出し、民主党党首のワレ氏が当選した。
トランプ大統領の今回の訪中に際し、中国共産党側は格式高いの歓迎体制を整えた。これに対し、10年前のオバマ元大統領訪中時の冷ややかな対応と比較する動きがネット上で広がっている
北京で開かれたトランプ氏歓迎の国宴で、元駐米大使らが集結する中、楊潔篪だけが欠席。秦剛不在は予想通りだったが、戦狼外交の象徴的人物の不在に中国のSNSでは「失脚か」「健康問題か」と憶測が広がっている