英外相、イランに国際法の順守とタンカー解放を強く要求

[ロンドン 29日 ロイター] – ラーブ英外相は29日のスカイニューズで「イランが八方ふさがりの状況を抜け出し、国際社会の責任ある一員として受け入れられたいなら、ルールに基づいた国際社会のシステムに従う必要がある。決して外国船を不法に拘留してはならない」と述べ、イランが拿捕(だほ)した英タンカーを解放するよう強く求めた。

イラン革命防衛隊は19日、ホルムズ海峡付近で英国籍の石油タンカー「ステナ・インペロ」を拿捕した。その2週間前には、英軍部隊がジブラルタル近くで対シリア制裁違反の疑いがあったイラン船「グレース1」を拿捕しており、イラン側は否定しているものの、ステナ・インペロの拿捕は英国への報復とみられている。

ラーブ氏は同日のBBCラジオのインタビューでは、2つの拿捕を同列に論じるべきではないと指摘。「グレース1は制裁に違反してシリアに向かっていたから取り押さえた。われわれの拿捕の方法は完全に合法的だった。(しかし)ステナ・インペロは不法に拘束された。これは国際法と現在支持されている国際的なルールの話で、われわれが(イラン側の不当性を)主張しているのはその部分だ」と付け加えた。

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