米USTR代表と13日協議、米中「不透明感高まっている」=茂木再生相
[東京 7日 ロイター] – 茂木敏充経済再生相は7日の閣議後会見で、日米通商交渉の一環として13日に米国でライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と協議すると正式発表した。これに先立ち10─11日に予定されている関係省庁の局長級と米側による実務者会合で確認された論点について、閣僚級で協議する。「日米両国の立場にはまだ開きがあり、それを埋める努力をしていくことで一致している。両国の利益となる合意を目指す」と強調した。
米中貿易摩擦を反映して、国際通貨基金(IMF)が世界経済の見通しを下方修正したことに関し、米中摩擦は「企業マインドや世界経済の成長にマイナスの影響を与え得る」ため、「そのような事態に発展しないよう警鐘を鳴らしたもの」との見解を示した。
同時に米中摩擦は技術移転や国有企業のあり方を巡り「不透明感が高まっているのも事実」とも指摘。「追加関税のエスカレーションは世界経済にとっても決して望ましいことでない」とし、「日本経済に与える影響、グローバルなサプライチェーンを通じて日本企業に与える影響を注視したい」と語った。
関連記事
中共は9日、対台湾政策をめぐる最高レベルの会議を開き、米台の軍事協力阻止やサプライチェーン分断などを主要議題として協議した。台湾の立法委員からは、中共の野心を見誤ってはならないとの警告が出ている
中国共産党(中共)の習近平党首は、世界情勢を巡り米国のドナルド・トランプ大統領およびロシアのウラジーミル・プーチン大統領と同日にそれぞれ電話会談を行い、米国産農産物の購入を大幅に増やすと表明した
米空軍大将でNATO欧州連合軍最高司令官を務めるグリンケビッチ氏は9日、中共とロシアによる北極圏での軍事的脅威に対応するため、米欧が新たな警戒行動「北極圏の哨兵」を急速に進めており、早ければ今週にも開始する見通しだと明かした
2月9日、香港の壹伝媒(ネクスト・デジタル)創業者の黎智英に対し、懲役20年の判決が言い渡された
香港の民主化運動を象徴する黎智英氏ら9名に対し、国安法違反による実刑判決が下された。黎氏には禁錮20年の重刑。報道の自由が崩壊し、国際社会が注視する「香港民主主義にとって最悪の日」の惨状を詳報する