北朝鮮で当局者への賄賂横行、貧困と汚職の悪循環=国連報告
[ジュネーブ 28日 ロイター] – 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は28日、北朝鮮の人権状況に関する報告を発表した。同国では汚職が「風土病」化し、抑圧が蔓延している状況で、国民は生き延びるために当局者に賄賂を渡すことを余儀なくされていると報告した。
報告は、主に北東部の中国国境地帯である両江道や鏡北道出身で北朝鮮国外に逃れた脱北者241人に行なった聞き取りに基づいて作成した。この2地域は、1994年に崩壊した食糧配給制度から最初に排除された地域で、飢饉により最大100万人が餓死したとされている。
当局者らは、貧困の中闇経済で生計を立てている人々を中心に、拘束や告発をちらつかせて賄賂を脅し取っているとし、「貧困・汚職・抑圧という悪循環」が生じていると糾弾した。
関連記事
中共は9日、対台湾政策をめぐる最高レベルの会議を開き、米台の軍事協力阻止やサプライチェーン分断などを主要議題として協議した。台湾の立法委員からは、中共の野心を見誤ってはならないとの警告が出ている
中国共産党(中共)の習近平党首は、世界情勢を巡り米国のドナルド・トランプ大統領およびロシアのウラジーミル・プーチン大統領と同日にそれぞれ電話会談を行い、米国産農産物の購入を大幅に増やすと表明した
米空軍大将でNATO欧州連合軍最高司令官を務めるグリンケビッチ氏は9日、中共とロシアによる北極圏での軍事的脅威に対応するため、米欧が新たな警戒行動「北極圏の哨兵」を急速に進めており、早ければ今週にも開始する見通しだと明かした
2月9日、香港の壹伝媒(ネクスト・デジタル)創業者の黎智英に対し、懲役20年の判決が言い渡された
香港の民主化運動を象徴する黎智英氏ら9名に対し、国安法違反による実刑判決が下された。黎氏には禁錮20年の重刑。報道の自由が崩壊し、国際社会が注視する「香港民主主義にとって最悪の日」の惨状を詳報する