北朝鮮で当局者への賄賂横行、貧困と汚職の悪循環=国連報告

[ジュネーブ 28日 ロイター] – 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は28日、北朝鮮の人権状況に関する報告を発表した。同国では汚職が「風土病」化し、抑圧が蔓延している状況で、国民は生き延びるために当局者に賄賂を渡すことを余儀なくされていると報告した。

報告は、主に北東部の中国国境地帯である両江道や鏡北道出身で北朝鮮国外に逃れた脱北者241人に行なった聞き取りに基づいて作成した。この2地域は、1994年に崩壊した食糧配給制度から最初に排除された地域で、飢饉により最大100万人が餓死したとされている。

当局者らは、貧困の中闇経済で生計を立てている人々を中心に、拘束や告発をちらつかせて賄賂を脅し取っているとし、「貧困・汚職・抑圧という悪循環」が生じていると糾弾した。

▶ 続きを読む
関連記事
「これら女性たちの釈放を強く望む」とトランプ大統領は述べた
4月20日に始まった米比合同軍事演習は、参加国が過去最多となり、日本の自衛隊も初めて正式参加。専門家は、今回の演習は、中共を封じ込める動きが世界的な流れになっていることを示すとともに、日本の関与の拡大が中共への警告になっていると指摘
韓国高官の発言が波紋を呼び、米国が対韓情報提供を一部停止。これまで日量約100ページ規模で共有していた北朝鮮に関する情報が止まり、両国の安全保障協力に影響が出ると懸念している
イラン国旗を掲げたコンテナ船「トゥスカ」が4月20日に米軍に乗り込まれ拿捕された。船内には米側が軍民両用と判断する物品が積載されている可能性があるという。同船はイランへ向かう前、中国・珠海の港湾に複数回寄港していた
米中央軍はフォード級空母がスエズ通過後に紅海へ展開、空母エイブラハム・リンカーンなどとあわせ中東に最大3隻の空母打撃群が集結する見通し。このことについて、軍事専門家はトランプ政権に中東での軍事的選択肢を拡大させる動きだと指摘