(Photo by Drew Angerer/Getty Images)

ニューヨーク 手頃に遊べる 13カ所

ニューヨーク旅行と聞くと高くつく、というイメージがあるかもしれない。しかし、自由な文化と芸術の街ニューヨークには、無料で見学できるスポットもたくさんある。あなたも穴場を発見できるかも? いくつかのユニークなスポットを紹介する。

1.チェルシー(Chelsea)

(Wikimedia)

チェルシー(Chelsea)はマンハッタンの西部に位置しており、370軒以上のギャラリーがある、世界現代アートの中心である。チェルシーは多くの芸術家の楽園でもある。ギャラリー以外、ニューヨークで有名な劇場や映画館、バーなどがたくさんあり、有名なニューヨーク州立ファッション工科大学もここにある。

もし木曜日の夜に、チェルシーに遊びに行ったら、ギャラリーで提供される無料のぶどう酒とチーズに出会えるかもしれない。

2.ニューヨーク州立ファッション工科大学(Fashion Institute of Technology)

(Wikimedia)

チェルシーにあるニューヨーク州立ファッション工科大学は、世界のファッション学校のリーダー的存在だ。ファッション工科大学の博物館には18世紀から現代までの遺産が多く保存されており、常にタイトルを変えてファッションの展示が行われる。入場無料で見学できる。

3. ブルックリン橋(Brooklyn Bridge)

(Photo credit should read JOHANNES EISELE/AFP/Getty Images)

ブルックリン橋はニューヨークのランドマークであり、映画やテレビ番組の撮影も行われる。ブルックリン橋を下りると、対岸にマンハッタンの全景が目に飛び込んでくる。特に、空と横切る大橋が互いに照り映えて、特別な味わいがある。

4.ハイラインパーク(High Line Park)

(John Moore/Getty Images)

使用しなくなった鉄道の高架上に作られたハイラインパークは総合的な歩行者の道だが、野生的景観と人工の庭園もある空中ガーデンでもあり、マンハッタンの中心部近くにある。火曜日と土曜日は入場無料。

 

5.セントラル・パーク(Central Park)

(Photo credit should read STAN HONDA/AFP/Getty Images)

セントラル・パークはマンハッタン島の中央に位置し、ニューヨーク人に「裏庭」として評価されている。アメリカで一番景色が美しい公共の公園といわれている。面積は843エーカー(約3.41平方キロメートル)で、長さは4キロメートル、幅は800メートル。セントラル・パークは映画やテレビの撮影舞台となるため、世界で最も有名な都市公園となっている。

6.ニューヨーク公共図書館(New York Public Library)

アメリカで最大の公共図書館・ニューヨーク公共図書館(Fotolia)

ニューヨーク公共図書館はアメリカ最大の公共図書館。マンハッタンの40丁目と42丁目の間に位置し、5番街と向き合っており、隣にブライアント・パークがある。現在保存されている図書は、定期刊行物、原稿、地図、写真などを含めると1647万冊を超える。図書館は来訪者にガイドサービスを無料で提供している。

7.アーサー・タバーン(Arthur’s Tavern)ジャズクラブ

アーサー・タバーンジャズクラブで飲食を楽しめば、生のジャズとブルース演奏を鑑賞できる(Wiki Commons)

1937年に建てられたアーサー・タバーンジャズクラブはニューヨークのWest Villageに位置している。ここで飲食物を注文すると生のジャズとブルース音楽も鑑賞できる。

 

8.ブルックリンブリュワリー(Brooklyn Brewery)醸造所

(Photo by Mario Tama/Getty Images)

ブルックリンブリュワリー醸造所はニューヨークで有名なビール醸造所で、アメリカの十大ビールブランドの一つである。ブルックリンブリュワリー醸造所は、週末になると30分間の無料ツアー(土曜日は午後1時から5時まで、日曜日は1時から4時まで)を提供し、観光客がビールの製造過程について深く理解できるようにしている。もしおいしい酒を味わいたいなら、15米ドルを支払えば、ブルックリンブリュワリービールを味わえるし、同時に記念品としてガラスのビールジョッキがもらえる。

9.ロックフェラー・センター(Rockefeller Center)

ロックフェラー・センターのトップ・オブ・ザ・ロック(The Top of the Rock)からはニューヨークの全貌が見える(Mario Tama/Getty Images)

マンハッタン中心部に位置しているロックフェラー・センターは、クリスマスツリー、スケートリンク、トップ・オブ・ザ・ロック展望台(Top of the Rock Observation Deck)、ラジオシティ・ミュージックホール(Radio City Music Hall)、および数えきれないショッピングセンターとレストランが集まる。観光客が見逃してはならない観光名所である。

10.ハドソン・リバー・パーク(Hudson River Park)

(Wikimedia)

ハドソン・リバー・パークはマンハッタンのハドソン川の川岸にある広い公園で、市民はジョギングや散歩、サイクリングを楽んでいる。同公園はセントラル・パークに次いで、ニューヨークで2番目に大きな公園。面積は550エーカー(約2.22平方キロメートル)で、園内には多種の娯楽施設や、自転車道、サッカー場、テニス場、バスケット場、子ども用プレイグラウンドなどがある。

11.ブルックリン・ボタニックガーデン(Brooklyn Botanic Garden)

ブルックリンボタニックガーデンの桜(Photo by Michael Nagle/Getty Images)

ブルックリンボタニックガーデンはブルックリン区に位置し、面積は52エーカー(約0.2平方キロメートル)、園内には米最古の日本庭園や、児童ガーデン、ローズガーデンなどのテーマ別庭園があり、毎年約100万人の観光客を引き付けている。あなたが自然観察を好むなら、絶対ブルックリンボタニックガーデンをお勧めしたい。

12.メトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)

メトロポリタン美術館(Spencer Platt/Getty Images)

メトロポリタン美術館はマンハッタンに在り、セントラル・パークから近く、200万個以上の芸術品が保存されている。同美術館のメイン建築物の面積は約8ヘクタールで、展示面積は20ヘクタール以上に及ぶ。世界で最大の芸術美術館の一つであり、有名な古典芸術品や、古代エジプトの文物なども多く保存されている。またヨーロッパのほとんどの大芸術家の油絵と、アメリカの視覚芸術や現代芸術作品も多く保存されている。

13.スタテンアイランドフェリー(Staten Island Ferry)

スタテンアイランドを往復するフェリーからマンハッタンを見る(Spencer Platt/Getty Images)

マンハッタンのサウスフェリー(South Ferry)からスタテンアイランドフェリー(Staten Island Ferry)に乗ると運賃は無料だが、多くの人は知らない。スタテンアイランドフェリーの片道は25分で、島に上陸しなければ往復で約1時間の乗船時間。フェリーは美しいハドソン川を横断し、高層ビル群、自由の女神像を通り、ブルックリン橋とニュージャージー州も眺めることができる。

(翻訳編集・木村かおり)

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