米軍元高官6人は3日共同声明を発表し、同盟国が5G通信網に、中国通信機器大手ファーウェイの技術と設備を導入することに懸念を示した(STR/AFP/Getty Images)

元米軍高官が声明、同盟国のファーウェイ5G参入容認に懸念

米軍元高官6人は3日、共同声明を発表し、米の同盟国が次世代通信規格(5G)通信網に中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の技術と設備を導入することに懸念を示した。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が4日伝えた。

声明は、「世界各地で米軍および同盟国軍の指揮を執ったわれわれは、同盟国に中国当局が開発した5G技術が広く使用されることを強く危惧している」とした。

声明を発表したのは、元駐欧州米軍司令官で退役海軍大将のジェームス・スタフリディス氏(64)、元駐欧州米空軍司令官で退役空軍大将のフィリップ・ブリードローブ氏(63)、元米太平洋軍司令官で退役海軍大将のサミュエル・ロックリア氏(64)、元米太平洋軍司令官で退役海軍大将のティモシー・キーティング氏(70)、元米国家情報長官で退役空軍中将のジェームズ・クラッパー氏(78)と元米サイバー軍司令官および元米国家安全保障局長官で退役陸軍大将のキース・アレクサンダー氏(67)の6人。

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