IAEA、北朝鮮が核放棄合意なら数週間で査察団派遣可能

[国連 2日 ロイター] – 国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は2日、北朝鮮が米国の求める核開発プログラムの完全な放棄に合意した場合、数週間以内に査察団を北朝鮮へ派遣し、要請があれば非核化の検証と監視を担う用意があると述べた。

天野氏は国連安全保障理事会の会合で、IAEAこそがこうした任務を「公平、独立的、客観的な方法で」実行できる唯一の国際機関だと指摘。「理事会の承認が必要だが、われわれは北朝鮮に再び査察団を送ってほしいという要求に数週間のうちに応じられる」と説明した。

北朝鮮は2009年にIAEAの査察団を国外に退去させており、それ以降IAEAは北朝鮮に近づけず、現在は主として衛星画像を通じた監視を行っている。

▶ 続きを読む
関連記事
米・イスラエルによる対イラン作戦が4週目に突入。トランプ政権は大規模な地上戦を否定しつつも、海軍陸戦隊を増派しホルムズ海峡の制海権奪還を狙う
イラン革命防衛隊は、ワシントンがイランのエネルギー施設を標的にした場合、米国株を保有するあらゆる企業を「完全に破壊する」と表明した
イランを支持する組織が「海外の他の米国の権益」や世界各地の米国人を標的にする可能性があると、警告は伝えている
イランは20日、インド洋に位置する米英共同軍事基地「ディエゴガルシア」に向けて弾道ミサイルを発射した。射程はおよそ4千キロメートルだ。図らずもイランはミサイルの射程が欧州に届く可能性を示した。
米以による「エピック・フューリー作戦」が4週目に入り、専門家はイラン政権が実質的な崩壊状態にあると分析。反撃能力を喪失し指導部も機能不全に陥る中、核施設やミサイル網の完全排除に向けた戦局の行方が注目される