EU、通商面で対中圧力必要 「首脳会議で対策検討を」=副委員長
[20日 ロイター] – 欧州連合(EU)の行政機関である欧州委員会のカタイネン副委員長は20日、EUとして通商面で中国への圧力を強めるべきとした上で、今週末にかけて開かれる首脳会議では中国からの調達に対し価格調整を行うなどの措置を検討すべきとの考えを示した。
副委員長はロイターとのインタビューで、中国はすでに経済大国の仲間入りを果たしており、発展途上国としての保護が必要との主張は「まったく現状にそぐわない」と明言。その上で、欧州委が過去に2回提案している国際調達規則(IPI)についてEU首脳は検討すべきとした。
IPIに関する提案では、欧州委が他国の調達市場について調査を行い、制約的もしくは差別的な調達慣行が認められた場合、当該国が関与する入札において最大20%の価格ペナルティーを課すなどの調整措置を講じることが可能になる。ただ一部加盟国はこれが保護主義を助長したり中国製などの安価な製品を排除し、消費者利益を損ないかねないとして反対している。
関連記事
イランを支持する組織が「海外の他の米国の権益」や世界各地の米国人を標的にする可能性があると、警告は伝えている
イランは20日、インド洋に位置する米英共同軍事基地「ディエゴガルシア」に向けて弾道ミサイルを発射した。射程はおよそ4千キロメートルだ。図らずもイランはミサイルの射程が欧州に届く可能性を示した。
米以による「エピック・フューリー作戦」が4週目に入り、専門家はイラン政権が実質的な崩壊状態にあると分析。反撃能力を喪失し指導部も機能不全に陥る中、核施設やミサイル網の完全排除に向けた戦局の行方が注目される
イランを巡る「三正面」の衝突と、緊迫する中東情勢を解説。イスラエル・米軍との軍事衝突に加え、エネルギー施設への攻撃で近隣諸国の忍耐も限界に近い。専門家は、イランの軍事力不足から地上戦は破滅を招くと警告する
ペルシャ湾の緊張が高まる中、イランの石油輸出拠点カーグ島に加え、ホルムズ海峡の戦略要衝である3島が注目されている