EU、通商面で対中圧力必要 「首脳会議で対策検討を」=副委員長

[20日 ロイター] – 欧州連合(EU)の行政機関である欧州委員会のカタイネン副委員長は20日、EUとして通商面で中国への圧力を強めるべきとした上で、今週末にかけて開かれる首脳会議では中国からの調達に対し価格調整を行うなどの措置を検討すべきとの考えを示した。

副委員長はロイターとのインタビューで、中国はすでに経済大国の仲間入りを果たしており、発展途上国としての保護が必要との主張は「まったく現状にそぐわない」と明言。その上で、欧州委が過去に2回提案している国際調達規則(IPI)についてEU首脳は検討すべきとした。

IPIに関する提案では、欧州委が他国の調達市場について調査を行い、制約的もしくは差別的な調達慣行が認められた場合、当該国が関与する入札において最大20%の価格ペナルティーを課すなどの調整措置を講じることが可能になる。ただ一部加盟国はこれが保護主義を助長したり中国製などの安価な製品を排除し、消費者利益を損ないかねないとして反対している。

▶ 続きを読む
関連記事
2026年8月12日、ヨーロッパ各地で歴史的な日食が観測された。アイスランドやスペインでの皆既日食をはじめ、英諸島や主要都市でも太陽の大半が隠れ、多くの人々が空を見上げて天体ショーを体験した
大量移民に揺れた欧州で、潮目が変わり始めた。スペインの対応と英国の苦境が示す、移民政策の大きな転換とは
フランス電力(EDF)は11日、北部のグラブリーヌ原子力発電所で、大量発生したクラゲが冷却水ポンプを詰まらせたため、原子炉3基を一時運転停止したと発表した。
台湾の裁判所は8月11日、中国共産党(中共)政権の指示を受けて台湾の選挙に介入した罪などで、中国出身の活動家に懲役7年を言い渡した。
日本が外国人の永住許可条件を厳格化し、中国人への影響が広がっている。米欧でもビザや移住政策を厳しくする一方、中共当局も出国管理を強化している