<分析>米中通商協議、米が「躊躇なく立ち去る」可能性あり
「時には、交渉の場から立ち去ることが必要だ」
トランプ米大統領は、ベトナム首都のハノイで行われた北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長との首脳会談で、「完全な非核化」をめぐる協議で合意に至らず、何の合意文書も交わさなかった。
同日に行われた記者会見で、トランプ大統領は、北朝鮮側が示した非核化措置が米側の要求と一致せず、米側に制裁の全面解除を求めたため、合意を見送ったことを明らかにした。大統領は首脳会談前、米朝双方は合意文書の署名を予定していたことも明らかにした。大統領は、「(事を)急ぐよりも、正しくやりたい」と強調した。
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