グーグル、中国当局の監視に加担する検索エンジン開発を中止=報道
伝えられるところによると、米情報技術(IT)大手グーグルは、物議をかもしている中国向けの検閲機能付き検索エンジン「トンボ(Dragonfly)」の開発を実質停止したという。
ネットメディア・インターセプトは今年8月、内部告発者の話として、グーグルは2010年に撤退した中国市場の再参入のために、中国当局承認の検閲システム付き検索エンジン「トンボ」を開発しているとスクープした。このプロジェクトには米政府、議会も懸念を示しており、ペンス副大統領は10月の対中政策演説で、トンボ開発の即刻中止を提言した。
米下院司法委員会の公聴会では12月11日、グーグル最高責任者(CEO)サンダー・ピチャイ氏を招いた。CEOは、中国検索サービスを立ち上げる予定はないものの、今後の開発と参入の可能性を否定しなかった。
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