中国外貨準備高、3カ月連続減少「元安阻止のための資金が不足」=専門家
中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した統計によると、10月末時点の中国の外貨準備高は3兆530億ドル(約345兆円)で、前月比339億2700万ドル減った。3カ月連続の減少で、10月末時点の外貨準備高は2017年4月以降の低水準となった。
減少幅として16年12月以降で最大となった。8月は82億3000万ドル減で、9月は226億9000万ドル減だった。
中国国家外貨管理局の王春英報道官は7日、主要国の金融政策やグローバル貿易情勢の影響を受けて、ドル指数が2.1%上昇したことや主要国の資産価格の調整が主因だと述べた。
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