あるネットユーザーは「デフレに陥るリスクがあると言わざるを得ない。住民はお金を使いたがらない、というより、お金を使うことに不安を感じている」と述べている(TEH ENG KOON/AFP/Getty Images)

中国、9月CPIが2.5%上昇、「実態を正確に反映せず」=米WSJ

中国国家統計局は16日、9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.5%上昇と発表した。CPI上げ幅は4カ月連続で上昇した。当局は発表で、9月のCPI上昇率は8月の2.3%よりやや拡大したことを示したが、市民の実感と大きくかけ離れている。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が16日報じた。

中国側の発表によると、9月のCPIを押し上げた主因は食料品価格の上昇だ。食料品価格の上昇率は同3.6%で、今年2月以来の高水準となった。9月生鮮野菜の価格は約15%、生鮮果物は約10%、卵は7.1%とそれぞれ上昇した。

9月の非食料品価格は同2.2%の上昇で、8月の2.5%上昇よりやや鈍化した。しかし、交通運輸燃料価格は同20.8%上昇した。8月の19.4%上昇から拡大した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国には、「一日の始まりに必要な7つのものがあり、それは、薪、米、油、塩、たれ、酢、お茶である」ということわざがあります。お茶は中国の文化の一部としてなくてはならないもので、客人にふるまったり、食後にたしなんだり、その長い歴史の中で育まれてきました。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
オーストラリアのピーター・ダットン国防相は22日、宇宙司令部の設立を発表し、「強硬で好戦的な中露両国」に対抗できる宇宙軍事能力が必要だと述べた。
中国メディアは、ロシアのウクライナ侵攻をめぐって、反米・反北大西洋条約機構(反NATO)などの親ロシア政権の宣伝工作(プロパガンダ)を積極的に推進している。
ロシアのウクライナ侵攻に対して世界の有力国が一致団結してロシアに壊滅的な経済制裁を加える中、米国はロシア支援を続ける中国企業への制裁も視野に入れ、中露の枢軸を断ち切ろうとしている。