Getty Images
中国古代の官吏物語

閉じこもって過ちを反省する

韓延寿は前漢杜陵(現在の陝西省西安市南)出身の人で、字(あざな)は長公です。漢の昭帝の時、彼は潁川郡、東郡の太守(郡の長官)を担当し、礼と義をもって庶民を教化するように主張しました。

一度、彼は高陵県へ民情調査に行った時、ちょうど2人の兄弟が畑の所有権をめぐって争い、訴訟を起こしたことに出逢いました。それを見た韓延寿は非常に悲しんで、「私が郡の長として、庶民をしっかり教化できていなかったため、このような肉親の争いが起き、郡の人たちに恥をさらした。このすべては私の過ちだった」と言い、彼は宿にこもって自らの過ちを反省しました。争いを起こした2人の兄弟はこのことを知って、とても恥ずかしくなり、2人は丸刈にし、上半身を裸にして、韓延寿のところに行って謝罪をし、再び争わないことを誓いました。

【明慧日本】

▶ 続きを読む
関連記事
SNSの利用を1日30分に減らすと、1週間で抑うつや不安、不眠が改善する可能性が研究で示唆。若者のメンタルヘルスとスクリーン習慣の関係を解説。
進行が速く「がんの王」とも呼ばれる小細胞肺がん。それでも転移を繰り返しながら長期生存した例があります。免疫療法や最新検査ctDNAの可能性、見逃せない症状と予防のポイントを医師が解説します。
「食物繊維を増やせば大丈夫」は本当?75件超の臨床試験から見えた、便秘改善に有望な食品とサプリとは。キウイやマグネシウム水など、根拠に基づく最新対策をわかりやすく解説します。
離婚率が高まる今こそ見直したい、古典が教える夫婦円満の知恵。「陰陽の調和」や「琴瑟相和す」に込められた意味をひもとき、現代の結婚生活に生かすヒントを探ります。
忘れっぽさは年齢のせいだけではないかもしれません。脳には「夜の清掃システム」があり、睡眠や食事、運動でその働きを高められる可能性があります。アルツハイマー予防につながる最新知見と具体策を解説します。