(Epoch Times Uplift)

女の子からの贈り物で「最悪の日が最良の日に」

人生、ツイてなくて落ち込む日もあります。そんな時、他人から思いがけない親切を受けたら、心が晴れてくることも。ほんの小さな勇気と笑顔が、誰かの一日を明るくすることだってあるのです。

フレッド・クルックスさん(Fred Crooks)と、イザック・マントレーさん(Issac Mantley)は、仕事からの帰り道、カナダのノバ・スコシア州で交通事故に遭ってしまいました。

幸いケガ人はなく、命も助かりましたが、彼らの車両に取り付けていたトレイラーは大破し、中身も道路に散乱。二人は力を振り絞り、散らばったガラクタを片付けていました。

多くの車が彼らには目もくれずに素通りしていく中、親切そうな女の子が歩いてきました。近くに住む11歳のロビン・マクエルロイちゃん(Robin McElroy)が、彼らの様子を見にきたのです。

クルックスさんたちにケガがないのを確認すると、ロビンちゃんは家に戻り、少しばかりのおやつと、グラスに入った冷水を持ってきました。真夏の炎天下、4時間かけて後始末をしていた二人にとって、それはまさに天からの恵みでした。

クルックスさんは、「彼女のおかげで、(僕たちの)最悪の日が最良の日になりました。彼女はとても親切で思いやりがありました」とインタビューに応えました。

帰宅後、少女の名前を聞くのを忘れていたことに気づいたクルックスさん。娘のチェルシーさんは、SNSを通じて少女を探すことにしました。

「このメッセージが、親切で素晴らしい少女のご両親に届きますように。私の父は、彼女の寛容さと思いやりに、圧倒されました」

SNSで話題となったこのコメントは、すぐにロビンちゃんの母親にも届きました。しかし、一番驚いていたのは、ロビンちゃん自身だったようです。

「暑い日だったから、おやつをあげたら気分転換になると思って」。特別なことをしたとは思っていないと話すロビンちゃん。ただ、事故に遭った二人のことだけが心配だったと話しています。

(YouTube/Screenshot)

(翻訳編集・郭丹丹)

関連記事
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。
神韻芸術団2025年日本公演間近、全国42公演予定。伝統文化復興を目指す公演に観客の支持と絶賛の声が相次ぎ、チケットも記録的な売上を上げている。
食品添加物「カラギーナン」が健康に与える影響についての新しい研究結果を紹介。インスリン感受性や炎症の悪化と関連があり、摂取を控える方法も提案します。