台湾外相、日本メディアの取材で「日台安全保障構想」提案 在日中国大使館は抗議
最近、産経新聞の独占インタビューを受けた台湾外交部長(外相)は、中国共産党政府による軍事的圧力に対抗するため、日本政府に対して、台湾との安全保障対話構想を提言した。これについて在日中国大使館は、台湾独立を主張するものとして「強く反対する」と産経新聞に申し入れを行った。台湾外交部は「報道の自由に違反している」と応酬した。
6月26日までに、産経新聞の独占インタビューを受け入れた台湾の呉ショウ燮外相は、中国共産党の軍事的圧力は日本の脅威でもあると述べ、台湾と共同した安全保障対話構想について語った。
報道によると、呉外相は、外交関係のない米国とは安全保障において緊密な協力関係があるとし、同様に日本でも、安全保障対話は外交関係を前提条件にするべきではないと述べた。また、非公開の対話ルートの設立も可能だとした。
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