米共和党議員、中国への機密技術売却を禁じる法案提出
[ワシントン 10日 ロイター] – 米共和党のマルコ・ルビオ上院議員は10日、中国へ「機密性の高い」技術を売り渡すことを禁じ、一部の関税や税金を引き上げる法案を議会に提出した。中国が合弁事業などを通じて米国の知的財産へのアクセスを図っているとの懸念から、米国では対策を講じようとする動きが広がっている。
上院外交委員会のメンバーであるルビオ議員は今回、「Fair Trade with China Enforcement Act」(対中国公正貿易執行法)の法案を提出。国家安全保障上、機密性の高い技術や知的財産の売却を禁止し、多国籍企業に対しては中国からの利益に対する税金を引き上げる内容を盛り込んだ。
中国は、ロボットや航空宇宙、クリーンエネルギー車などの分野で米国やドイツに追いつくための製造業振興策「メード・イン・チャイナ2025」を推進中。法案は、ここで中国がターゲットとしている製品を生産する米企業を対象に、中国人投資家による出資を制限するとしている。
関連記事
Xは、中共との関連が疑われる約20万の偽アカウントからなるネットワークを発見した。AIデータセンターや電気料金をめぐる米国の議論への介入が疑われる一方、米国内でもデータセンター建設への反対が広がっている
トランプ米大統領が、イランと取引する中国の銀行への制裁を示唆した。ベッセント財務長官も、制裁逃れを支援する金融機関をドル金融システムから排除する可能性を警告。9月の米中首脳会談への影響にも注目が集まる
中国・ネパール国境で発生した大規模な土石流について、専門家は氷河崩壊に加え、大規模開発など人為的要因が被害を拡大させたと指摘
AIやデータセンターの建設拡大を背景に、米国で電気工や配管工、重機オペレーターなど技能職の需要が急増している。AIインフラ投資が生み出す新たな雇用と人手不足
ChatGPTなどAIチャットボットとの私的な会話が、民事・刑事裁判の証拠として使われるケースが米国で増えている。AIに打ち明けた秘密はどこまで守られるのか。OpenAIへの政府の情報開示請求やプライバシー上のリスクを追う