発がんリスク表示義務付ける米判決は不当=国際コーヒー機関

[メキシコ市 16日 ロイター] – 国際コーヒー機関(ICO)のホセ・セッテ事務局長は13日、米カリフォルニア州の裁判所が州内で販売されるコーヒー商品に発がんリスクを警告するラベルを貼るべきだとする判断を示したことについて、不当な判決だと批判し、こうした動きが広がることに懸念を示した。メキシコ市で開かれたICOの会合に出席の傍らインタビューに応じた。

カリフォルニア州上位裁判所の判事は3月、スターバックス<SBUX.O>などコーヒーを提供する企業はコーヒー豆の焙煎時に生じる化合物(アクリルアミド)の健康に対するリスクが小さいことを証明できていないとする暫定的な判断を示した。最終的な判決が出るのは数週間以上先とみられる。

セッテ事務局長は、人口が多く時流の先駆けとなることが多いカリフォルニア州の裁判所がコーヒーの発がん性について厳しい見方を示したことで、他の市場が警告ラベル表示の義務付けに追随するのではないかと警戒感を表明。「アクリルアミドの含有量はフライドポテトがコーヒーを上回る。警告ラベルが貼られたからといってフライドポテトやコーヒーの消費が止まるとは思わないが、心配だ」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
香港は前へ進んでいるのか、それとも後退しているのか。一本の動画が、その問いを投げかけた
2018年、川崎栄子さんら脱北者5人が北朝鮮政府を相手取り訴訟を起こした。今年1月26日、東京地裁は北朝鮮の不法行為を認め、原告1人につき2200万円の賠償を命じる判決を下した。川崎さんが北朝鮮で体験した地獄のような生活とはどのようなものだったのか
米軍は6月26日、ホルムズ海峡で貨物船がドローン攻撃を受けたことへの報復として、イランに対する攻撃を実施したと、米中央軍(CENTCOM)が発表した。
中国メディアによると、6月24日、上海発サンフランシスコ行きの便で、中国籍の女性乗客が機内で騒ぎを起こし、同便は成田空港に緊急着陸した。着陸後、日本の警察官が機内に入り、女性を機外へ連れ出した
ベネズエラで発生した大規模な地震で少なくとも188人が死亡、200人以上が取り残されている。米国の救援隊も捜索活動に加わり、専門家は首都カラカスで余震による被害拡大の恐れがあると警告