日本の台湾窓口機関に赤ペンキ、沖縄沖での水産庁「放水」に怒り
3月7日午後、日本の台湾窓口機関「日本台湾交流協会」台北事務所に、野党幹部の男が、事務所の石碑に赤いペンキを大量にかけた。台北市警察局が男を現行犯で逮捕した。同事務所は「極めて遺憾」とコメントしているが、刑事告訴はしない方向だという。
台湾の中時電子報7日付によると、逮捕された男は、中国と台湾の統一を主張する野党「中華統一促進党」主任委員・陳清峰。ペンキをかけた後、事務所玄関前に立ち、日本に対して攻撃的な言葉を10分以上、叫び続けた。
報道によると、陳は、日本の水産庁の漁業取締船が3日に沖縄県沖で違法操業していた台湾漁船に停船命令や放水を行ったことに義憤を抱いていた。また、同事案への対応が甘いとして、蔡英文総統に対する不満も口にしているという。
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