北朝鮮、米韓合同軍事演習が実施されれば「対抗」と警告

[ソウル 3日 ロイター] – 北朝鮮は3日、米国が韓国と合同軍事演習を実施するなら、「対抗」措置を取る考えを示した。また、前提条件が付いた米国との対話には応じない姿勢を明確にした。

韓国の聯合ニュースが大統領の安全保障顧問の話として報じたところによると、米国は4月初めに韓国との合同軍事演習を実施する予定。

北朝鮮の朝鮮中央通信社(KCNA)は「米国が共同軍事演習の実施に踏み切るなら、われわれのやり方で対抗する。結果に対するすべての責任は米国にある」と強調した。

米国は先月、核とミサイルプログラムの放棄に向け北朝鮮に「過去最大」の制裁を発表。トランプ大統領は効果がない場合の「第2段階」にも言及し、「世界にとって、とてもとても不幸なものになるかもしれない」と警告した。

平昌五輪に派遣された北朝鮮の高位級代表団は、米国との対話の扉は開いているとして前向きな姿勢を示していたが、米国は対話が北朝鮮の非核化につながることが前提としている。

北朝鮮は3日、米国との対話に前向きだが前提条件があれば実現はしないと強調した。

関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
10年前、中共は「中国製造2025」計画を掲げハイテク製造業強国を目指した。しかし現在、中共は知的財産権侵害や不公正競争の指摘を受けている。EVや高速鉄道で進展も、核心的な技術は不十分だ。
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]