北朝鮮の平昌五輪参加費用、韓国政府が264万ドル支出へ

[ソウル 14日 ロイター] – 韓国は14日、平昌冬季五輪に伴い韓国を訪れた北朝鮮代表団の宿泊費や食費など合計28億6000万ウォン(264万ドル)を統一省の予算から支払うことを承認した。

統一省は、北朝鮮の応援団や楽団、テコンドー演武団、記者など424人の経費を同省の南北協力基金から支払う。

北朝鮮の核開発を巡り同国と米韓の緊張が続くなか、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は緊張緩和に向けて北朝鮮の選手や高官などを平昌冬季五輪に招待した。統一省の報道官は、韓国側が最終的に支払う額は今後公表すると明らかにした。

▶ 続きを読む
関連記事
米沿岸警備隊は、ベネズエラから出港した石油タンカーを拿捕した。トランプ大統領による同国への「完全封鎖」宣言後、2隻目の押収となる
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]
高市首相は中央アジア5か国と初の首脳会合を開催した。「東京宣言」を採択し、3兆円規模のビジネス目標やODA締結を含む「東京イニシアティブ」を立ち上げ、互恵的なパートナーシップの新時代を切り拓く
米軍は12月19日、米兵ら殺害への報復としてシリアのISIS拠点を空爆。トランプ大統領指揮のもと、精密誘導弾などを用いた大規模作戦を展開した。ヘグセス国防長官は「復讐の宣言」とし、断固たる姿勢を強調した
トランプ政権が「拘束と釈放」政策を全面的に廃止した結果、違法越境者の数が継続的に減少している。一方で拘留費用がかさみ、1520万ドル(約24億円)にも及ぶとされる。