【中国のことわざ】三顧の礼
ある人が劉備に諸葛亮を推薦した。彼が稀代の天才だというのだ。そこで劉備は、関羽と張飛を連れて隆中の諸葛亮に会いに行った。ところが、諸葛亮はあいにく不在で、どこに行ったのか、いつ戻るのか、わからなかった。劉備は残念がることしりきりであったが、しかたなく引き返すことにした。
数日後、劉備は再び隆中に行こうとした。すると、張飛が「人をやってやつを呼んでくればいいじゃありませんか」と言い、劉備はそれを叱った。三人が道の半ばまで行った時、大雪が降ってきた。張飛がまた、「天気が冷え込んで地面も凍っています。引き返しませんか」と言ったが、劉備はとり合わなかった。
ただ、はからずも、諸葛亮はまた不在であった。劉備は嘆息して、「私にはどうしてこう福徳がないのだろうか。先生に会うこともできない」と、未練を捨て切れずに引き返した。
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