実験失敗の新型迎撃ミサイル、取得計画に変更なし=防衛相
[東京 2日 ロイター] – 小野寺五典防衛相は2日の閣議後会見で、米軍が新型迎撃ミサイルの実験に失敗したことについて、自衛隊による取得計画に変更はないとの認識を示した。米軍は同ミサイルの発射実験をこれまでに3回実施、うち2回が迎撃に失敗したことになる。
この迎撃ミサイルは、日米が共同で開発する「SM3ブロック2A」。現行のミサイルより射程、高度とも大幅な向上が見込まれる。日本は2021年度にイージス艦に配備、さらに北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に対応するため、23年度の運用開始を目指す陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」への搭載も計画している。
米軍は1月31日に3回目の実験をハワイ沖で実施。米政府関係者によると、迎撃に失敗した。小野寺防衛相は、「迎撃は確認されていないと聞いている」とした上で、「仮にミサイルに改善する点があれば、今後の生産過程に反映させていくことは十分可能と考えている」と説明。「取得計画や予算要求の変更が必要になるとは考えていない」と語った。
関連記事
トランプ米政権は14日、ベネズエラ政権が拘束していた複数の米国人を釈放したと発表した。米政府当局者は「建設的な動き」だと評価している
台湾の国家安全局は、中共による対台湾認知戦が長期的に激化しているとする報告書を公表した。生成AIや不正アカウントなど5大手法で世論浸透を図り、社会分断と国際的支援低下を狙っていると警告している。
1月14日、タイ東北部で重大な鉄道事故が発生した。高速鉄道工事に使用されていたクレーンが倒壊し、走行中の旅客列車に衝突、少なくとも25人が死亡
米シンクタンク幹部は、米国がイランに軍事介入する場合の現実的な可能性として、ミサイル施設、打ち上げ拠点、無人機工場への攻撃で現体制の軍事力と資金源を弱体化させる3つの打撃案を示した
当初ベネズエラへ原油を積みに向かう予定だった中国の超大型タンカー2隻が、北大西洋で数週間停泊した後、現在は進路を転じてアジアへ引き返している。