EU離脱法案に「根本的な欠陥」、英上院憲法委員会が見解

[ロンドン 29日 ロイター] – 英議会上院(貴族院)の憲法委員会は29日、欧州連合(EU)離脱法案には大臣の権限が広範過ぎるなど「根本的な欠陥」があるとのリポートを発表した。

アン・テーラー委員長は「現行のEU法を英国の法律に転換する作業はいまだかつてないものであり、そのスケールや課題は認識している。ただ現時点では同法案を憲法上容認することはできない」と述べた。

また同委員会は、英国法に転換する過程で、政府が適切な議会審査無しにEU法を変更できるよう、英国のEU離脱のプロセスを利用するとの懸念を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]
高市首相は中央アジア5か国と初の首脳会合を開催した。「東京宣言」を採択し、3兆円規模のビジネス目標やODA締結を含む「東京イニシアティブ」を立ち上げ、互恵的なパートナーシップの新時代を切り拓く
米軍は12月19日、米兵ら殺害への報復としてシリアのISIS拠点を空爆。トランプ大統領指揮のもと、精密誘導弾などを用いた大規模作戦を展開した。ヘグセス国防長官は「復讐の宣言」とし、断固たる姿勢を強調した
トランプ政権が「拘束と釈放」政策を全面的に廃止した結果、違法越境者の数が継続的に減少している。一方で拘留費用がかさみ、1520万ドル(約24億円)にも及ぶとされる。
台北市中心部で27歳男が煙幕弾投げ入れ、無差別に刃物襲撃。台北駅から百貨店内へ逃走し、3人死亡、6人負傷。容疑者は包囲され6階から転落死。警察が計画的犯行疑い捜査中