中国高速鉄道で火災、乗客らが緊急避難
中国上海鉄道情報サイト「上鉄資訊」によると、1月25日現地時間正午ごろ、中国沿岸部の(山東省)青島駅発ー(浙江省)杭州駅行きのG281 号列車の2号車が、安徽省定遠駅で一時停車中、突然炎上し、黒煙に包まれた。当局が、電気系統設備の故障が原因だとみて調査をしている。この火事で、車両の一部が燃えた。
約千人の乗員乗客が、全員定遠駅の待合室に緊急避難した。当局は、けが人はいないとした。
この影響で、25日北京-上海間高速鉄道の一部が運行中止となった。
2月中旬、中国では旧正月を迎える。その期間中、交通機関の利用者は延べ30億人に達する見込みで、公共交通機関が大混雑する。このため、国内インターネット上では、高速鉄道の安全性に懸念を抱くネットユーザーらのコメントが寄せられた。
(翻訳編集・張哲)
関連記事
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]