焦点:カンボジアに「第2のマカオ」誕生か、中国投資が加速
[シアヌークビル(カンボジア) 7日 ロイター] – カンボジアのリゾート地シアヌークビルにあるビーチと、増え続けるカジノに挟まれた、ほこりっぽい市街のほんの100メートルほど離れた場所でそれぞれのレストランを経営する通称Lao QiさんとBun Saroeunさんだが、彼らの運命は、これ以上ないほど異なっている。
Lao Qiさんは、中国からの投資ブームに乗って、他の数千人の中国人投資家とともにシアヌークビルに進出した。一方、Bun Saroeunさんの生計を支えているのは財布のヒモの固い西側諸国の観光客だ。とうてい採算は取れず、今や立ち退きを求められる始末だ。
シアヌークビルの状況は、中国との関係緊密化がカンボジアにもたらしている変化を鮮明に物語っている。
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