緊迫の朝鮮半島
中国吉林省の新聞、核兵器の基礎知識や避難方法を掲載
朝鮮半島の緊張が日増しに高まるなか、北朝鮮と国境を接する中国・吉林省の共産党委員会機関紙「吉林日報」は6日の5面で、核兵器の基礎知識や避難方法などを掲載した。核兵器を使用した有事勃発について、中国共産党がその可能性を否定していないことがうかがえる。
記事は、核兵器の特性・原理や起爆の仕組み、爆発した際の現象などを説明し、「現代の戦争は地球規模になりうるため、大陸間弾道ミサイルは世界中どんな所でも攻撃が可能だ。(現代の)戦争ならば初めから前線と後方の都市いずれもが空爆の脅威にさらされる」と指摘した。
また、核爆弾から身を守る避難方法はイラストの図解で伝えられている。最後の部分には「空爆被害と自然災害の共通点」や緊急事態準備用品などについて説明があった。
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