日中関係が改善の兆し 人民日報の記事にも変化
安倍晋三首相はこのほど、東南アジア諸国訪問で、中国の習近平国家主席と李克強首相とそれぞれ長時間の首脳会談を行った。日中両国の国交正常化以降、異例な対応となった。中国共産党機関紙・人民日報もこのほど、習主席と安倍首相が微笑みながら握手している写真を掲載し、習近平政権が日中関係改善に前向きな姿勢を示唆した。
ベトナムで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席した安倍首相と習主席は11日、約45分間の首脳会談を行い、日中関係の改善を進めていくことで意見が一致した。
安倍首相は、2018年に中国訪問の意向を示し、また習主席の早期訪日を要請した。また首相は、日本が議長国を務める日中韓首脳会談の早期開催を希望していると、習主席に伝えた。
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