米国議会下院外交委員会は12日、米と台湾の政府高官の相互訪問を解禁する「台湾旅行法」の草案を可決した。(Photo credit should read SAM YEH/AFP/Getty Images)

米下院外交委、「台湾旅行法」草案を可決 議員「中国の干渉を許してはいけない」

米議会下院外交委員会は12日、米と台湾の政府高官の相互訪問を解禁する「台湾旅行法」の草案を可決した。米政府は1979年に『台湾関係法』を実施以来、すべてのレベルの政府高官の訪台を規制した。中国当局が下院の同草案に強く反発したが、米議員は今後米国と台湾との協力関係を一段と強化する必要があるとの見解を示した。

草案の同委員会通過は、相互訪問解禁に向けた重要な一歩となった。具体的な内容としては、▼閣僚級の国家安全保障高官や軍将官、行政機関官僚を含む全てのレベルの官僚の訪台、相手方官僚との面会の許可▼米国を訪問する台湾高官の個人の尊厳の尊重をできる形での受け入れや、国務省、国防総省、その他閣僚級高官との面会許可などが挙げられた。

同草案は、米国会が米台関係強化を支持する幾つかの法案のうちの1つで、約50人以上の下院議員が署名した。

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