在キューバ米大使館員の半数以上に退避命令、聴覚障害問題受け

[ワシントン/ハバナ 29日 ロイター] – キューバ駐在の米外交官らが聴覚障害などを訴えた問題を受け、米国務省は29日、在キューバ大使館員の半数以上を削減する方針を表明した。大使館に勤務する職員のうち、要職以外の職員とその家族に対しキューバから退避するよう命じた。

さらに米国市民に対し、キューバに渡航しないよう注意を促す。

ティラーソン国務長官は声明で「キューバ政府が米外交官の安全を確保するまで、米大使館職員を緊急対応職員まで減らす」と述べた。

関連記事
台湾では海底ケーブルが損傷を受けるケースが増えていた。先日、中国の貨物船がアンカーでケーブルを破壊していたという指摘がされ、中共の関与の可能性が浮上している
中共のハッカーが侵入したアメリカの通信ネットワークが以前より深刻で被害を受けた企業も多い事が判明。
カナダのジャスティン・トルドー首相が自由党党首を辞任すると発表し、新党首が選出されるまで首相職を継続する意向を示した。後任党首を巡る動向に注目が集まる。有力候補が次々と取り沙汰される中、自由党の行方が今後のカナダの政局に大きな影響を及ぼす。
中国共産党(中共)のハッカーが数年にわたりフィリピン政府を標的にしたサイバー攻撃を行い、軍事データを盗み出していたことが判明。特に南シナ海の領土問題に関連する文書が含まれていたとされる。
米司法省は、TikTok禁止令の執行延期を求めていたトランプ次期大統領の要請を拒否するよう求めている。TikTokは中国のByteDance社が運営しており、米国政府は国家安全保障上の脅威を懸念。安全保障リスクが懸念される企業をトランプ氏が擁護する理由は?