謝燕益弁護士、709事件の記録を上梓 序文全文
2015年7月9日、中国全土で人権派弁護士一斉拘束という人権弾圧の嵐が吹き荒れた。この事件で、王宇、王全璋、李和平、謝燕益、周世鋒、謝阳、隋牧青、李春富など第一線の人権弁護士を含め、多くの弁護士やその助手が中国当局に拘束され、いまだに安否が確認されていないメンバーがいる。
謝燕益弁護士は、釈放されるまで実に553日間違法に拘束された。謝氏が獄中で遭遇したという命懸けの試練とは、いったいどのようなものだったのだろうか。謝氏はご自身の体験も含めて709事件全般の経緯とそれについての思索を20万字に及ぶ『709纪事与和平民主100问(709事件の記録と平和民主主義に関する100問)』にまとめ上げた。
謝氏の許可を得て全文は現在、中国語大紀元のウェブサイトで連載中。以下は、同じく709事件で不当逮捕された李和平弁護士の妻、王峭嶺さんが寄せた序文である。
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「政治花瓶(単なる飾り)」と呼ばれる中国の最高立法機関、全国人民代表大会(全人代)。その地方選挙に、北京の人権派弁護士の妻ら14人がこのほど、立候補を表明した。