「ハイヒール~こだわりが生んだおとぎ話」菊地凛子が出産後初の映画舞台挨拶
映画『ハイヒール』公開を記念して、24日、 主演の菊地凛子、ブルー役の小島藤子、イエロー役の玄理、レッド役の谷口蘭と、イ・インチョル監督が<初日舞台挨拶>にヒューマントラストシネマ渋谷に現れました。
『ハイヒール』は短編映画としては異例にも全国18都市で公開され、さらにファンタジア国際映画祭コンペ部門にノミネートされるなどの快挙を成し遂げた作品。
会場で大きな歓声に迎えられ、主演の菊地凛子やイ・インチョル監督たちは、壇上に上がるとそれぞれ初日を迎えた喜びのコメントを述べました。
菊地凛子
中性的な人物を演じることを非常に大事にしました。男性的にも女性的にも見えるようにするのがビジュアル的にとても難しかったですね。監督やスタッフとよく話し合って、体の位置だったり、光の影などにこだわり表現しました。
自分自身のこだわりは食です。1日の最後には絶対美味しいものを食べたい。お寿司が好きで北海道まで食べに行ったこともあります。
小島藤子
アンドロイドをどう演じるかが難しかったですね。私が演じた役は自分勝手なところが強い子だったので、仕草などでそういう部分が出るよう考えながら演じました。
自分自身のこだわりは、どんなに睡眠時間がなくても、忙しくても1日に必ずゲームを行うことです。ゾンビや幽霊が出てくるホラーゲームが好き。ちょっと疲れて快眠できますよ。
玄理
映画のメイクって普通は薄めなんですが、この作品はファッションの要素が強いので、わりと厚めで。メイクも髪型もしっかりセットされた状態で演技をするのが大変でしたね。
最近まで変わっていると気づかなかったんですけど、1日に5回くらい歯磨きをするんですよ。なのでなるべく歯磨き粉くらいは体に優しいものにしようとオーガニックなものを使用しています。
谷口蘭
撮影では他の共演者のみなさんに会えなくて。玄理以外は今日初めてお会いするんです。自分のこだわりは、洗顔料で全身を洗うことです。普通のボディソープで洗うよりカサカサにならなくておすすめです。
イ・インチョル監督
メイクや衣装はもちろん、小物までなるべく全てのものを、こだわれるところはできる限りこだわって作りました。僕も食にはこだわりますね。ランチやディナーなど、食事をする時間に打ち合わせするのが好きです。美味しいところじゃなかったら機嫌は悪くはならないですけど、あまり好きじゃないです。
副題のせいか、みなさんそれぞれコメントからこだわりが聞かれますね。
(編集・柳あきら)