イランのドーハにあるアルサッドスタジアムで行われたサッカー「AFCチャンピオンズリーグ」で、イラン対カタールのそれぞれのクラブが対戦。(KARIM JAAFAR/AFP/Getty Images)

イラン、ワールドカップ・アジア最終予選に関する注意喚起

外務省は8日、イランにて行なわれるサッカーワールドカップ・アジア最終予選に関する文章を発表した。テロの発生を警戒する必要があり、不測の事態に巻き込まれないよう注意を促した。

今月13日、首都テヘランにおいてサッカーワールドカップ・アジア最終予選「日本代表対イラク代表戦」が行われる。同日は、イスラム教のラマダン期間中であるとともに、過激派組織ISIL(イラクとレバントのイスラム国)がイランにおけるテロ攻撃を呼びかけている。

国際政治学者で中東情勢に詳しい六辻彰二氏は自身のブログで「イスラーム世界全体でムスリム意識が高まるこの時期は、過激派にとって自らの宣伝に格好のタイミングでもある」と分析を示している。

▶ 続きを読む
関連記事
高市首相は中央アジア5か国と初の首脳会合を開催した。「東京宣言」を採択し、3兆円規模のビジネス目標やODA締結を含む「東京イニシアティブ」を立ち上げ、互恵的なパートナーシップの新時代を切り拓く
米軍は12月19日、米兵ら殺害への報復としてシリアのISIS拠点を空爆。トランプ大統領指揮のもと、精密誘導弾などを用いた大規模作戦を展開した。ヘグセス国防長官は「復讐の宣言」とし、断固たる姿勢を強調した
トランプ政権が「拘束と釈放」政策を全面的に廃止した結果、違法越境者の数が継続的に減少している。一方で拘留費用がかさみ、1520万ドル(約24億円)にも及ぶとされる。
台北市中心部で27歳男が煙幕弾投げ入れ、無差別に刃物襲撃。台北駅から百貨店内へ逃走し、3人死亡、6人負傷。容疑者は包囲され6階から転落死。警察が計画的犯行疑い捜査中
中国で外国籍を取得しながら中国の戸籍を保持する人に対し、入出国時に戸籍抹消や入国拒否を求める動きが広がっている。専門家は、人口管理や社会保障、将来の有事対応など、複数の狙いが背景にあるとみている