伊シチリアのタオルミーナで5月26日、G7サミットが開かれた。各国首脳らは古代ギリシャ劇場で撮影。左から、ドナルド・タスク欧州理事会議長、加ジャスティン・トルドー首相、独アンゲラ・メルケル首相、米ドナルド・トランプ大統領、伊パオロ・ジェンティローニ首相、仏エマニュエル・マクロン大統領、日本の安倍晋三首相、英テリーザ・メイ首相、ジャン=クロード・ユンケル欧州委員会委員長(Philippe Wojazer/AFP/Getty Images)

優先事項は「テロとの戦い」ほか気候変動、難民=G7サミット

伊シチリアのタオルミーナで5月26日、G7サミットが開かれた。欧州連合(EU)理事会の議長は、出席した首脳に対して、国際社会はテロ組織に対して「厳しい態度」でなければならないと述べた。

欧州では最近、テロ事件が続発している。英マンチェスターのコンサート会場で起きた過激派組織による爆破テロでは22人が死亡した。この事件を取り上げて、仏マクロン大統領は「テロ集団が私たち(欧州)の若者を攻撃している」として、欧州連合(EU)はテロ対策の連携を強化するよう述べた。

タスク欧州委員会委員長は、「国際社会は、テロ組織には、非常に厳しくなければならない」と述べ、過激派組織への姿勢を明確にした。

▶ 続きを読む
関連記事
欧州のスーパーで冷却設備へのサイバー攻撃が相次ぎ、温度の急上昇で大量の食品が廃棄された。旅客機への爆破予告も続き、緊急着陸や戦闘機の出動に発展。各事件の関連性や実行者は確認されていない
欧州で航空機への匿名の爆破予告が相次ぎ、少なくとも27便に影響が出ている。緊急着陸や戦闘機による護衛、空港の一時閉鎖も発生。爆発物は見つかっておらず、各国当局が連携して背景を捜査している
米中間選挙で変わる米議会の勢力図。ウクライナ支援、イラン戦争、欧州への関税、台湾への武器売却にどのような影響を及ぼすのか
Googleは警察庁などと協力し、中国企業が130万台以上のネット接続機器に仕込んだ「XCPE」と呼ばれるバックドアを無力化した。
カナダで中共によるスパイ活動や外国干渉に関わる事件が相次いでいる。専門家は、安全審査や外国影響力対策の制度にはなお課題があるとして、国家安全保障体制のさらなる強化を求めている