アメリカ・テキサス州のハリー・カレンバーグ(Harry Kalenberg)さんは、ポップコーン・アーティスト。ポップコーンの中から「これだ!」と思う一粒を選び、頭に浮かんだイメージを、カラーマーカーで描きます。ハリーさんの作品は、世界中の珍奇な事物を集めた「Ripley’s Believe It or Not Museum」に展示されています。
ハリーさんがポップコーン・アートを始めたのは30年前。ある日、奥さんと一緒にポップコーンを食べながらテレビを見ていた時、手に取ったポップコーンがゴリラの形にそっくりだと思い、ボールペンで色を塗りました。これをきっかけにポップコーン・アートを始め、今では有名歌手、大統領、動物など、彼がてがけた作品は数百点にも上ります。
ポップコーンの形はひとつひとつ違っており、形もユニークで同じものは一つもないところが魅力的だと語るハリーさん。彼の作品の中には、300ドル(約3万3千円)の高値で売られているものもあるとか。大好きなポップコーンを食べながら、今も作品を作り続けています。
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(翻訳編集・豊山)
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