プジョー・シトロエン・ジャポン 3008 GT BlueHDi 発表

 プジョー・シトロエン・ジャポンは、10日、人気の「3008」のディーゼルモデル、3008 GT BlueHDi の追加を発表した。

 「3008」は2017年 欧州カーオブザイヤーも受賞した人気のSUVで、競合するモデルにはVW「ティグアン」やBMW「X1」などがある。フロントは大型のグリルが直立し、フルLEDのヘッドライトも精悍な印象をみせSUVらしい力強さを感じさせながらも、プジョーらしい靱やかで都会的なデザインとなっている。

 座席に座ると正面にはディスプレイパネルが配置されており、デジタルグラフィックを駆使し様々な情報を伝達する。ダッシュボード中央にはタッチパネルスクリーン、またその下にはスタイリッシュなキースイッチが並べられ、オーディオ、ナビゲーション、様々なドライビングアシストの機能を直感的に操作できる。またドライバーの好みの室内環境プロファイルを3つまで記憶し選択することが可能。

(撮影 野上浩史)

 旧モデルと比べホイールベースが60mm延長され室内が広くなり、ワンタッチでフラットになるラゲッジルームは88L容量が増えた。またサイドの張り出しが少なく開口部と一体になってスクエアな空間となり使い勝手が向上している。

(撮影 野上浩史)

 パワートレインは、エンジンは最高出力165ps/最大トルク240Nmを発揮する1.6L ガソリンターボとトランスミッションは6速ATという組み合わせで、前回モデルと比べると100kg重量が減り、パドルシフトを駆使するとまさに人馬一体の運転が楽しめる。シフトチェンジも従来の機械式制御ではなく先進のシフトバイワイヤ技術を取り入れスムーズだ。

 悪路走行には、アドバンスドグリップコントロールが装備され、サンド(砂)マッド(泥、ぬかるみ)、スノー(雪)と悪路での走行をサポートする。また急な下り坂での操作をサポートする「ヒルディセントコントロール」も新たに追加されている。

 今回、発表されたフラッグシップ・グレードとなるGT BlueHDi は180ps と 400Nm を発生するパワフルな 2.0 L クリーン・ターボディーゼルを搭載し、6速のエフィシェント・オートマチック・トランスミッションを組み合わせている。燃費も 18.7km/L(JC08 モード) とエコカー減税の対象となっており、走りと環境性能が高次元で両立されている。 導入は8月以降を予定しており、価格は426万(税込)だという。

 またパワートレインや基本技術を「3008」と共有する3列7シートモデル「5008」も公開された。2列目シートが前後スライド可能な3 座独立となり、フラットなラゲッジスペースなど優れたユーティリティ性能を持ちあわせ魅力に溢れている。今秋の導入の予定となっている。

(文・大道)

関連記事
米国で15,000ドルの信頼できる中古日本車トップ5 アメリカの自動車専門サイトEdmundsは、1万5千ドル以下で購入できる信頼性の高い中古車トップ5として、すべて日本製の乗用車を推薦している。ホンダCR-VやMAZDA3などが含まれ、経済性と性能が高く評価されている。 部品やフレームを作る型精度、厳選された原材料、繰り返される各種テスト、日本車のそれらは何のため 火事で燃えたラジオがまだなっていたのは何故?
水素分子の抗酸化力で酸化ストレスを軽減し、慢性疾患のリスク低減を目指す新しい可能性をご紹介。
エノキタケなどの菌類は独自の言語を持つのか?菌類の電気活動が示す驚きの新発見を深掘り!
ラズベリーが心臓の健康に与える驚くべき効果を紹介!高コレステロールや高血圧、炎症に悩む方に最適な食品として注目されています。食物繊維やポリフェノールが豊富で、血圧やコレステロールの改善に役立つことが最新の研究で明らかになりました。
現代人に潜む健康リスク「口呼吸」。睡眠や集中力に悪影響を及ぼす可能性があり、改善することで多くの健康効果が得られます。簡単にできる鼻呼吸への切り替え方法もご紹介。