金保有

中国の公的金保有量4000トン、人民元の世界準備通貨の地位高まり狙う

金市場に詳しい専門家はこのたび、中国の公的金保有量について、当局が以前公表した1842トンより倍以上の約4000トンで、個人や企業の金保有量は1万5500トンと推計した。目的は人民元の国際化、そして元を世界準備通貨としての地位を確立するためだという。

中国当局は公的金保有量に関する統計データや保有量増加の目的、そして国内の金備蓄量について公表を避けている。

大紀元はこのほど、中国の金保有量について長年調査を行っている、シンガポール金取引企業BullionStarアナリストのコース・ジャンセン(Koos Jansen)氏を取材。同氏は、中国当局は2000年から国内の金採掘や海外からの金輸入や個人の金需要拡大を通じて、金保有を増やしてきたと指摘した。

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