弾劾された朴槿恵大統領(Jeon Heon-Kyun-Pool/Getty Images)

朴槿恵氏弾劾と同時に始まる韓国大統領選 気になる朴氏の今後

韓流ドラマ顔負けの朴槿恵(パク・クネ)事件が10日、弾劾決議成立で幕を閉じた。朴氏は韓国史上初の弾劾された大統領となった。次期大統領選は60日後に予定されている。朴槿恵氏の今後も気になるところだ。

10日11時頃、憲法裁判所の8人の裁判官が全員一致で大統領弾劾の判決を下した。同裁判所は、「憲法を守る点から判断して、朴槿恵氏の一連の行為は到底認容のできない重大な違法行為」であり、国会が提出した一部の事実は成立しないものの、友人の崔順実(チェ・スンシル)氏の国政干渉等の事実は罷免事由に相当すると判断した。

弾劾判決が下された後、裁判所外の民衆は「民意が勝利した」「韓国はやっぱり民主的な国家だ」などと歓喜のあまり叫ぶ様子が見られた。弾劾判決前日に行われた世論調査によると、朴槿恵氏弾劾を支持する韓国国民は8割以上に上った。

▶ 続きを読む
関連記事
米イランの緊張が続くなか、イランのアラグチ外相は「イスラエル軍がレバノンから撤退しない限り戦争は終わらない」と主張。水面下で米イラン間の間接交渉が続くなか、停戦をめぐる駆け引きが激化している
中国共産党(中共)党首習近平が来週、北朝鮮を訪問する。専門家は訪朝の意図を分析し、米朝間の有効な仲介は困難であり、むしろロシアと北朝鮮への影響力をめぐる争いが主眼だと指摘している。ただ中朝両国はもともと同床異夢の関係にある
なぜ海軍ではなく海警なのか。台湾東方海域での巡航には、低コストで圧力をかける中共の新たな対台戦略が透けて見える
フィリピンのテオドロ国防省は中共の制裁に対し、「中国に資産はなく、行く予定もない」と述べた。さらに、中国の人々は友好的だとしながらも、そうした良さは「威圧的な政府体制」によって損なわれていると批判した
台湾は中共の軍事的脅威に対応するため、反艦ミサイルの配備を急ぐ。2029年初めには保有数は1800発超となる見通しだ