上海、「白タク」1100台を摘発
上海警察当局によると、最近、自家用車を違法にタクシーとして使う、いわゆる「白タク」を1100台摘発し、撤去させたという。
違法タクシーは、空港や鉄道、地下鉄の駅に集中して客待ちしていた。中国では「黒車」と呼ばれている。
この違法タクシーのドライバーたちは、今回、3万元(約16万円)の罰金と、3カ月の運転免許停止を命じられた。報道によると、多数のドライバーは罰が重すぎると不満を口にしたという。
今月はじめ、上海当局は、街でタクシー不足が起こらないよう、「引退したタクシードライバーたちが復帰するのを歓迎する」と発表。許可を有し、正規に登録されたドライバーなら、定年退職後も5年は運転を許可するとの策を講じた。
上海の交通当局によると、登録された5万のタクシーのうち、3千台は運行していないという。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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