「汚職、政治紀律・規則の厳重な違反を犯した」と不利な情勢が強まっている劉雲山氏(大紀元合成写真)

中国最高指導部の劉雲山氏に厳罰求める 副総理らが連署状で=香港誌

中国最高指導部メンバー、江沢民元国家主席の側近である劉雲山氏(69)に不利な情勢が強まっている。香港メディアはこのほど、馬凱・副総理を含む指導部高官5人が「劉が汚職、政治紀律・規則の厳重な違反を犯した」としてその責任追及と厳罰を求めていると報じた。

政論誌「争鳴」6月号が政権内部の情報として伝えたところによると、馬凱・副総理、孟建柱・中央政法委書記、郭金龍・北京市党委書記ら5人が中央政治局に連署状を送り、劉氏を停職にして諸容疑を調査・審議し、厳しい処罰を下すことを要請している。

記事には劉氏の容疑に関する具体的記述はなく、「非正常な組織の活動に参加した」と伝えるにとどまっている。どういう意味なのか、中国官製メディアが最近公表した習近平国家主席の内部談話にヒントがあった。

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