中国北京のAIIB (ChinaFotoPress/ChinaFotoPress via Getty Images)

台湾、AIIB加盟見送り

  台湾財政部の張盛和部長は台湾が中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への加盟について、中国側の要求が台湾の尊厳を損ねたとして加盟を見送ると示した。12日付台湾メディアの中央通信が伝えた。

  AIIBの金立群総裁はこのほど、台湾が加盟申請する際に同行規定第3条第3款「主権を持たない申請者は国際関係上の責任を持つメンバー国による申請同意で加盟できる」に従い、中国財政部経由で申請すべきだと発言した。中国当局は台湾が主権を持たなく、中国の一部だと見なしているためだ。

  台湾当局は昨年の加盟申請の際に、名称として「中華台北」(チャイニーズ・タイペイ」が受け入れられる最低ラインだと主張した。張財政部長は、金総裁の発言では台湾の尊厳を損ない、台湾のAIIB加盟は実質的に破局だとの見解を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
2026年CCTV春晩でロボット企業が集中登場、ロボットの射撃AI動画も拡散。専門家は中共の兵器化・軍民融合戦略を指摘し、軍需偏重で民生圧迫の経済構造危機を分析
中国共産党中央軍事委員会の権力交代をめぐり、旧正月前後にかけて例年とは異なった雰囲気を見せている。複数の情報筋が明らかにしたところによると、今年の旧正月期間中、軍内の各級将官の多くが帰省を見送り、北京に滞在する将官らも外出を控えるなど、全体として慎重な動きが目立ったという
中国広西で、68歳の男性と知的障害のある女性の間に9人の子供がいるとする動画が公開され、生活実態や身元を巡りネット上で議論が広がった。現在、関連する動画や投稿は中国のインターネット上から削除されている
軍副主席・張又侠の拘束説が流れる中、習近平の姉・斉橋橋ら家族にも「外出禁止令」が出たとの衝撃情報が浮上
中国当局は3年連続で成長目標達成を強調するが、不動産不況や企業収益の悪化、地方政府の目標引き下げといった現実は、その数字と噛み合わない。筆者は整い過ぎた統計の数字よりも、企業や地方の現場から聞こえてくる悲鳴のほうが、いまの中国経済の実態を雄弁に示していると思う