【ぶらり散歩道】–東京篇– 待乳山聖天

東京メトロ銀座線の浅草駅から江戸通りを歩いて10分、浅草寺一山支院の一つ待乳山聖天・本龍院に着く。壁沿いにある6体の石仏の中には、「見ざる、聞かざる、言わざるの三猿」の碑も片隅にあり、それらを見ながら歩を進める。

門を潜ると、右手には足利時代の作と推定される出世観音、左手には子育て地蔵として信仰されている歓喜地蔵尊が建ち、前方の階段上には本堂が望める。本堂正面には「聖天宮」の扁額が掲げられていて、神仏習合的な信仰が脈々と息づいていることがわかる。待乳山は江戸時代から風光明媚な名勝として有名で、歌川広重の東京名勝図会にも描かれている。現代では、東京スカイツリーが境内から真近かに見ることができるのがうれしい。また、駐車場から境内までの超短いスロープカーがあるのにはびっくりした。

本堂右後ろには、元禄時代の歌人、歌学者・戸田茂睡(1629~1706)の歌碑「あはれとは夕超えてゆく人もみよ まつちの山に残すことの葉」が建っている。目立たない場所に建っているので気づかない人が多いようである。

▶ 続きを読む
関連記事
肩の痛みは「安静」だけでは回復しません。簡単な可動域テストで状態を確認し、急性期を過ぎたら軽い運動で自然な回復を促すことが、五十肩の予防につながります。
真冬は肺が乾き、腎が冷えやすい季節。脾を養い、気の上下を整える食事が大切です。ターメリックと魚介を使ったパエリアで、体の内側から冬の乱れを調えます。
毎日触れるスマホ、実は細菌だらけかもしれません。便座以上とも言われる汚れを、端末を傷めず安全に落とす方法を専門家が解説。間違いがちなNG清掃にも注意喚起します。
ドアノブで「パチッ」となる人は要注意。静電気は乾燥だけでなく、体の内側の不調サインかもしれません。水分補給や服選びなど、今日からできる改善法をわかりやすく解説します。
夜更かしは肌荒れや記憶力低下だけでなく、免疫や代謝にも影響する。中医学がすすめる4つの回復習慣を取り入れ、体への負担を最小限に抑える方法を紹介。