中国伝統文化百景(19)
黄帝の主な文化的貢献と黄帝紀元
黄帝と『黄帝内経』
『黄帝内経』は、現存する中国最古の医学書である。黄帝が著したものとされているが、秦漢時代の成立であり、しかも著者は一人ではなく、歴代の黄老医学者の増補によってできたものと思われる。
古くは『素問』(そもん)9巻と『鍼経』(しんきょう)9巻があったとされているが、これら9巻本は散逸して現存しない。現在、唐の王冰(おうひょう)が762年に編纂した『素問』と『霊枢』(れいすう)が元になったものが伝えられている。『淮南子』修務訓で指摘されているように、黄帝と名付けられているのは、医学は黄帝に源を求めるからである。
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