食べたくなる旬の野菜
美味しい野菜とは
現在、野菜はどんな品目でも年間を通して出回っており、スーパーや八百屋、直売所などで手軽に買い求められるようになりました。私たちは、この状態を当たり前だと感じていますが、50年前の昭和30年代位までは、野菜は旬のものしか手に入らないのが普通でした。夏の時期は茄子、胡瓜、トマト、いんげん、枝豆などが主で、これらはすべて天候まかせの露地栽培でした。冬に収穫される大根、ほうれん草、白菜などが、夏に軒先に並ぶことはありえなかったのです。
昭和30年代後半からハウス栽培が盛んになると、一代交配のハイブリット種が開発され、あらゆる品目が旬の時期以外でも栽培されるようになりました。その流れは止まることなく、現在に至っては年間を通して様々な野菜を口にできるまでになりました。昨今出回っている野菜は、旬のものと施設園芸で無理に作られたものとが入り乱れているのが実状です。
関連記事
肉や卵だけを食べるカーニボア食は、危険な流行か、治療の道具か。腸、栄養、心臓への影響を科学的に考えます
1200年の歴史を誇る京都の「西陣織」をはじめ、存亡の危機に瀕する日本の伝統工芸の過酷な現実と課題を浮き彫りにした一編。市場原理と文化継承の葛藤を描きつつ、手仕事の価値を後世へ残すための責任と希望を問いかける
今日、歯が痛くても抗生物質があり、暑くてもエアコンがある。当たり前すぎて気づかない現代の恩恵を、先祖の目線から見つめ直してみると、日常への感謝が自然と湧いてきます
甘味、酸味、辛味、苦味、塩味は、体を助ける一方で、偏ると負担にもなります。中医学の五味から食事を見直します
ブルーベリーの抗酸化作用を最大限に引き出すには、食べ方・保存法・組み合わせが重要です。冷凍保存のメリットや牛乳・鉄との相性、腸内細菌との関係をわかりやすく解説します