天津でまた爆発 怯える住民 政府不満も噴出

 中国天津市の中心区・北辰で12日22時ごろ、連続する爆発音とともに火災が発生した。人民日報によると、アルコール原料の管理倉庫の火災で、死傷者は出ていないという。天津の浜海新区では2カ月前、大爆発で惨事が起きたばかり。住民らは爆発事故の再発に、不安の声を上げ、政府への不満を噴出させた。

 地元メディアによると、爆発は500平方メートルの倉庫からアルコールが漏えいし、何らかの原因で引火したことによるもの。

 人民ネットによると、翌2時半に鎮火。倉庫を管理していた会社は、無許可で個人所有の倉庫を賃借し、アルコール原料3000キロ、酢酸1000キロ、グリセリン800キロ、水酸化ナトリウム500キロなどを保管していたという。

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