交通事故生還者の臨死体験

喜びを忘れずに生きていこう(上)

重大な異変に遭遇し、肉親を失う悲しみから立ち直ることは容易ではない。交通事故で愛妻と次男を失った米国の若い父親、ジェフ・オルセンさん(Jeff Olsen)は、一連の臨死体験を経験し、それによって心の昇華を成し遂げた。

交通事故の後、いかにして悲しみを乗り越え、事故から生き残った長男のために立ち直ったかを、ジェフさんは2冊の本『私は彼らの心を知っている(I Knew Their Hearts)』、『80マイルの表記板を越える(Beyond Mile Marker 80)』に記述した。心身ともに絶望に陥った中で臨死体験を経験し、他の空間の事物と偶然にめぐり会ったことは、彼に更に神の存在を信じさせることになった。その瞬間から、彼は無条件の愛、喜び、勇気を抱いて生きていこうと心に決めたのだった。臨死体験研究の先駆者、米国精神医学博士レイモンド・ムーディー氏(Raymond Moody)は、ジェフさんの本に次のような序文を書いている。「1965年から、私は世界中で何万人もの臨死体験をした人を取材した。ジェフのストーリーは最も驚異的な例の一つで、私の想像をはるかに超えている」

以下の記述は、ジェフさんが去年9月に国際瀕死研究協会(IANDS)の年次例会で発言した内容、およびその後の取材に基づいたものである。

▶ 続きを読む
関連記事
お腹の調子が気になるときは、食事の内容にも目を向けたいもの。生姜や味噌、鶏ガラスープに野菜とかき玉を合わせた温かなスープはいかがでしょうか。腸の健康を意識した食材の組み合わせと作り方を紹介します
背中や腰が硬く感じることはありませんか。背骨は体を支えるだけでなく、曲げたりひねったりする動きにも欠かせません。寝たままできる簡単な運動から、立って行う動きまで、5つの体幹ひねりを紹介します
古代エジプトの王墓にも納められた甘草。胃や喉の不調に使われてきたこの根には、現代の研究でも注目される成分があります。一方、摂りすぎによる血圧上昇など、見逃せない注意点もあります
抗生物質は処方された分を必ず飲み切るもの。そう教わってきた人も多いでしょう。しかし近年、感染症によっては短い治療期間でも十分な効果が得られるとする研究が増えています。何が変わったのでしょうか
膝の痛みは、軟骨のすり減りだけが原因とは限りません。中医学では、膝や腰の弱りと体全体の状態を結びつけて考えます。歩き方や首のこわばりにも目を向け、自宅でできるケアを紹介します