卍の意味
卍は日本語では「まんじ」と読む。由来は漢語の「卍字」または「万字」の音読みで、日本では佛教を象徴する記号としてよく知られ、その歴史は新石器時代以前まで遡ることができる。卍は古来より、佛教の影響が強い国々だけでなく、世界各地の人々に親しまれていた。
古代西洋文化の中の卍
新石器時代のインドでは、すでに卍の模様が生まれ、佛教やヒンドゥー教で頻繁に使われていた。また、ウクライナ国家歴史博物館の陳列品の中に動物の歯に施された彫刻品があるが、歯に彫られた鳥の体に卍の模様が刻まれている。鑑定によれば、この彫刻は1万5千年前のもので、旧石器時代に作られたという。さらに、トロイ遺跡でも卍の模様が発見されており、古代ギリシア人や、青銅器時代に中部ヨーロッパに広がっていたケルト人、アングロ・サクソン人も卍を使用していたとみられる。考古学分野で発見された遺物の数々から、バルト海からバルカン半島の東ヨーロッパに及ぶ広い地域において、卍の模様が古くから人々に親しまれていたことが分かっている。古代ギリシアでは、卍の模様は建築物やタイル、織物など広範囲に使われていた。
関連記事
「いい塩梅」の語源は、文字どおり塩と梅。梅を漬けると生まれる梅酢と塩の加減から生まれた言葉は、やがて人間関係や国を治める知恵を表す言葉へと広がっていきました。
寛大な人は特別な性格だからではなく、周囲の人の気持ちや変化に気づく力が高いのかもしれません。研究が示す「寛大さを育てる方法」を紹介します。
慢性炎症は、老化や糖尿病、認知症など多くの病気の背景にあると考えられています。専門家が、免疫バランスと腸内環境の関係、そして健康寿命を延ばすために今日からできる習慣をわかりやすく解説します。
肩や首の痛みの原因と対処法を、リハビリ専門医が解説。正しい座り方・枕の選び方・毎日できる3つのストレッチで、慢性化する前にセルフケアを始めましょう
30代、40代のビタミンD不足が、将来の脳の健康に影響するかもしれません。最新研究では、認知症の症状が現れる何年も前から脳に変化が起きる可能性が示されました。今からできる対策をわかりやすく紹介します。