中国、サイバー攻撃に新兵器投入 「国外でもネット封鎖が可能」
【大紀元日本4月15日】先月末、米IT企業GitHubへの史上最大のDDoS攻撃があった事件で、トロント大学の研究チームは中国政府の関与が疑われ、しかも新手のサイバー攻撃システムを使用したと発表した。外国ユーザーが中国国内のサイトや広告を閲覧するとき、監視の対象になる可能性があるという。米紙ニューヨークタイムズなどが10日報じた。
同大の人権問題研究グループ、シチズン・ラボ(Citizen Lab)が発表した最新報告書では、中国は公式ネット検閲システム、グレート・ファイアウォール(GFW)の代わりに「巨砲(Great Cannon)」と呼ばれる新しい攻撃システムを投入したという。
巨砲が中国のウェブサイトに流れた膨大なトラフィックをハイジャックし、悪意のあるコードを仕込んだ後、攻撃目標に向かわせるという仕組みだ。
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