米国務長官、中国に女性人権活動家5人の釈放要求

【大紀元日本4月13日】中国当局が反セクハラ活動を企画した女性人権活動家5人を拘束したことに対し、国際的な関心や非難が高まっている。米国のケリー国務長官は10日、中国政府に5人の即時・無条件釈放を促す声明文を発表した。

米CNNなどによると、ケリー国務長官は声明文の中で、「世界中で数百万の女性・女児が毎日セクハラなど多くの不正義に直面している。誰にでも反対する権利を持っている」と述べ、アメリカ政府としてはこれらの活動家を強く支持しており、中国政府もこれらの声を抑圧せず、支持すべきだと強調した。

20~30代の女性人権活動家5人は3月8日の「国際女性デー」に合わせ、女性の権利向上を訴えるため、痴漢を含むセクハラ撲滅を訴えるステッカーを作成し、北京や広州など各都市で配布や貼付けを企画していた。しかし同6日、相次いで騒乱挑発罪の容疑で警察当局に拘束された。

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