台北市長夫妻が神韻鑑賞「素晴らしいの一言に尽きる」

【大紀元日本4月9日】今年もアジアツアーを展開する神韻芸術団は、12日まで台湾の主要都市で公演し、チケット完売続出の盛況が続く。そんな中、台湾の柯文哲台北市長が4日夜、夫人とともに同市国父記念館を訪れ、鑑賞した公演について「素晴らしいの一言に尽きる」と称賛した。

公演終了後、大紀元の取材に対して柯市長は「公演の舞踊や映像の風景、衣裳、色彩、振付など様々な面には精巧で意匠が凝らされている。最初から最後まで非常にインパクトがあり、世界最高水準の舞台芸術に達している」と感想を語った。

ダンサーのパフォーマンスや舞台演出について、柯市長は「非常によく演じられている。きっと長期にわたる厳しい訓練を積み重ねてきたのだろう。ダンサーたちの技術力は世界一流だ。この程度まで高度な技術を身につけるのは決して簡単なことではない」と述べた。

神韻を見るのは今年で2度目だという柯市長夫人の陳佩_qi_氏は、神韻衣裳の華やかさについて「中国伝統的美学の風格を表している」とし、「演目ごとに特色があり、音楽や舞踊、ボーカリストの歌声や二胡の演奏、いずれも心に深い印象を与えてくれた」と称えた。

神韻芸術団は中国5千年の文明の復興を目的とし、2006年にニューヨークで結成した。舞踊団とオーケストラに規模を拡大しつつ、毎年斬新な演目をもって北米をはじめ、ヨーロッパ、オセアニア、アジアなど主要都市をめぐる世界ツアーを行う。

台湾公演の後、神韻芸術団は来日する。15日・16日に兵庫県西宮市の兵庫県立芸術文化センターで、18日から21日にかけて東京文化会館で計8公演を予定している。

(翻訳編集・王君宜)
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。